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Lunatic Moon 8

Last Modified : Sat, January 06 22:02:39 2018 RSS Feed

2002-06-13 / Lunatic Moon 8

彼女は、先にベッドに横たわる。遮光カーテンを開いたままなので彼女の白いバスローブが、限りなく白に近い青に光る。そのバスローブと彼女の怯えたような安心したような顔を少しの間だけ見つめた。やがて彼女は、待ちきれなくなり僕に視線を送る。

「来てくれないの?」

「いや、行くよ。綺麗だから眺めていたんだ。ところで君をなんて呼んだらいいんだい?」

「貴方の初恋の人の名前はなんて言うの?」

「うーん。さやかだったかなぁ」

「じゃあ、さやか」

「そうか。君の初恋の子は?」

「シンジ」

「じゃあ、僕はシンジだ」

「シンジ、私を抱いて」

「…」

僕は、シンジとなり、彼女の隣に座った。そして彼女の頬に手を当てる。彼女の頬は、月の表面のように冷たく滑らかだった。僕はその感触を感じながら、彼女を見た。目を閉じて、僕の手の温かさを感じているようだった。髪に触れ、優しく手でかきあげる。小さな耳が現れた。彼女の小さな耳は、まるで小物店にある置物のように精巧な作りをしていた。ひだには一切の無駄がなく、あるべき場所に耳孔があった。柔らかくまだ湿り気のある髪をかきあげながら、その小さな耳に軽く口づけした。彼女の体が小さく震える。小さな困ったような表情を表わす小さなしわが眉間に現れる。目がかたく閉じられた。

バスローブの腰巻を彼女の腰を浮かせながら取り去る。自然に彼女の乳房があらわになる。柔らかく、小さなその膨らみを眺めながら僕は、自分自身が立ち上がるのを感じる。彼女が目を閉じているのをいいことに、僕は乳房に触れず、首元にキスをする。白く、ボディーシャンプーの香りのする首元。手でその存在を確認する。また、耳に触れながら首に触れる。そして再び、髪をかきあげる。バスローブを広げて、彼女の肩を月の光に当てる。小さな肩。少し震えるように、上下している。彼女の呼吸だ。その肩を見ながらさらに、バスローブを下げる。彼女は器用に肩とひじを使い、バスローブを脱いだ。そして僕は、彼女の左肩の下の部分、腕の中ほどにほくろを見つける。そのほくろに口を押し当てた。腕を軽く抱きながら、彼女のほくろにキスをする。彼女は、ゆっくりと右手を持ち上げ、僕の胴にまわした。右手は僕のバスローブを軽く握りしめた。

体を寄せ合いながら、彼女の乳房に手を置く。乳房は、まだ少女のような硬さを残していた。硬いという表現が正しいか、僕にはわからないけれど、成熟した女性には感じることのない硬さだった。隆起したその膨らみの先にある突起を軽くつまんでみる。彼女は、少しだけ体をよじらせた。左手で彼女の体を少しだけ浮かせて、右手で髪と耳に触れて、突起部分を口に含む。舌でその味を確認する。

「あっ」

彼女の声を久しぶりに聞いた。暗い部屋の白いシーツの上の、白いバスローブの上で、僕の腕の中にいる彼女。

「ねぇ、さやか。目を閉じていると何が見えるんだい? 」

「何も見えないわ。なぜ? 」

「いや、なんでもない」

「そう。でも貴方がすごく優しく私に触れているのは感じる。優しく、そっと触っているのに、すごく感じるの。触れられていること。神経が貴方の触れる場所に集中しているような感覚よ」

ゆっくり手で、腰に触れながら、僕は彼女の腹部に口づけした。柔らかく、少しだけ膨らんだ腹部。その柔らかな膨らみの中心に、へそがある。胴の脇をゆっくりと手でなぞると、くびれた腰を確認できる。しかし、彼女はそれを嫌がるように、体をよじらせる。

バスローブを全て取り去ると、小さな下着を穿いていた。その小さな下着を、腰を浮かせて脱がせる。彼女の薄い陰毛に触れると、僕はなんだか懐かしい気持ちになった。その手に触れる感覚を、僕はどうして懐かしいと感じるのか理解できなかったけれど、確かに懐かしいと感じたのだ。

太腿に大きな弧を描いてから、彼女自身に触れる。部屋の白くて冷静な光とは裏腹に熱く湿っている。その中心部の熱い泉を指でなぞり感触を確認する。僕の指が彼女の温もりであたたかくなった。

僕は、彼女自身の中心部の小さな突起に口づけた。大きく彼女が震えた。それから、僕は舌でその突起を何度も愛撫した。

そして、僕は彼女の中に埋まり、彼女を感じた。二人果てた後の部屋は、月の光の照明から、太陽の明かりへと変化していた。太陽は全てを照らし、僕と彼女を眠りへと誘った。彼女が、僕の胸の上で小さな寝息をたてたのを確認してから僕は、目を閉じた。

いやーん from Web Café Weblog : 2007-07-31 01:46

L はビッグのエル~♪こんばんは、かぼちゃワインのジュンです(誰)。 今...

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