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HANOI ROCKS

Last Modified : Sat, January 06 22:02:18 2018 RSS Feed

2003-05-30 / HANOI ROCKS

1980 年代に、一部のファンを魅了した HANOI ROCKS というバンドをご存知だろうか。フィンランド出身のマイケル=モンローとアンディ=マッコイが結成したシンプルなロックバンドだ。日本でのデヴューアルバムは、「白夜のバイオレンス」というフィンランドだからとわかりやすい邦題のアルバム ( 原題は BANGKOK SHOCKS SAIGON SHAKES ) で、僕はこのアルバムが大好きだった。簡単に言うとものすごくヘタで、なんかすごく一所懸命なんだけど、どこか光るものがある曲ばかりだったのだ。HANOI ROCKS の代表曲である「 TRAGEDY 」なんて、すぐに口ずさみたくなるようなわかりやすいメロディーで、どことなく悲しげでもある。

そんな彼らも、徐々に売れてきて、( マイケルの中性的な魅力も女性には人気があった )ついにアメリカでツアーを行おうという時に、ドラムのラズルが、当時売れっ子の MOTLEY CRUE のヴィンス=ニールが運転する ( 一説によると飲酒運転だった ) 車に同乗している時に、交通事故に遭ってしまう。ラズルは帰らぬ人となり、バンドも追悼ライブを行い解散してしまった。

僕は、このバンドのテクニック抜きの少し悲しげな感じの曲が大好きだったし、そんな曲を聞きながら、ドラムのラズルが死んでしまった事実を思い出すと、このバンドがとても切ない暗い部分を持っているように感じた。

そして、彼らはソロ活動や、新しいユニットを組んだりと活動していた。彼がいない HANOI ROCKS はありえないのだ。そう言いながら。

今日、帰宅してふと CD ラックを見ると、HANOI ROCKS の CD を見つけた。静かにソファーに腰を下ろし、彼らの曲を聴いた。22 年も経った彼らの曲は、僕が若かった頃と変わらずどうしようもなくヘタで、ボーカルの音程は外れて、曲はもう少しアレンジが必要だった。でも、そんな彼らの音を聴いていると、僕は、大人になりきれてなかったあの頃を思い出す。

青春は、若くてヘタくそで、そして少し悲しいものなのだ。

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