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豚丼の店にて
Last Modified : Sat, January 06 22:02:09 2018
2003-11-10 / 豚丼の店にて
帯広の名物で、豚丼というものがあります。豚を炭火で焼いて、醤油味のたれを塗ったものを丼飯に乗せた北海道らしいおおらかで大胆でいて、それでいてはかなく切なく狂おしい食べ物なのです。僕はその豚丼をよく食べに行く店があるので、今日も夕ご飯を食べに行ったのです。そこで、ちょっと今日は食べられそうだったので、セットを頼んだのですよ。セットは豚丼本体と、お味噌汁。そして梅をすったものがのった冷奴か、大根サラダを選択できるのです。そこで、僕は野菜不足ですから、大根サラダをチョイス。ゲッチュ。
豚丼を貪るように食べて、味噌汁を注ぎ込む。そこで、仕上げに大根サラダを口にした。その瞬間に、傷んだような味が僕の口の中に広がったのです。僕はあまり気が強い方ではないですから、このまま食べてしまえば、何事もなく物事が進みます。しかし、そんなわけにもいかず、少し遠慮がちに、女性店員に取り替えてくれるように言いました。
すると、店長らしき人が説明に来ました。
「このドレッシングは米酢を使っているので、独特の風味があるかもしれません。もしお口に合わなければ、冷奴にお取替えしますので、遠慮なく言って下さい。」
「はい。ありがとう。」と答えて、その場ではすぐに食べませんでした。
そして、口にしてみるとやはりちょっと傷んだような風味がします。しかしながら、我慢できないようなものでもなく、ちょうど「ちょっと匂うがいい味」的なものです。どっちかというと大人系?? でも、僕は口に合わなかったので、さきほどの女性にもう一度声をかけました。
「ごめんね。冷奴に替えてください。」
「はい。」^^;←これですよこれ。顔文字でいうならこれ!! ^^;
でも、快く交換してくれました。こういう気持ちのよい店はこれからも、利用したいなあと思う反面、少し行きにくくなってしまう部分もあるのよね。
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