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僕の瞳に乾杯

Last Modified : Sat, January 06 22:02:46 2018 RSS Feed

2002-02-03 / 僕の瞳に乾杯

ドアのノックの音で、起床。体を起こしたところで、帰ったらしく誰もいない。クロネコヤマトだった。不在票を見ると、会社の 5 周年の記念品が届いたらしい。今回の記念品は、カタログで自分の欲しいものを選択して、贈ってもらう形式。私は、数ある中から、空気清浄機をチョイスした。喫煙者がいる部屋は、おそらく非喫煙者にとっては堪らないものだろうと勝手に思って。再配達もしてくれるらしいけど、なんとなく人には会いたくなかったので、放置。明日以降でいい。

朝起きて、山のように溜まった洗濯物を片付ける。洗濯機全開で回転。「うおりゃ~」と謎の掛け声。いい加減、独身生活が長いと特に面倒ではないのだけれど、どうしようもない孤独感。誰か隣で、洗いあがったものを干してくれるだけでも嬉しいかもしれない。物干しの限界まで、干された洗濯物を眺めながらタバコをふかす。まぁ、これも私の生活の一部さ。

ふと、Personal Computer を見ると、自分のサイトのナヴィゲーションが、まだ <div> を使っているのを思い出した。全部でいくつのドキュメントがあるのかわからないくらい膨れ上がったけれど、全部 <ul> <li> に直してみる。tabindex が、1,2,5,6,7,8 とかになっているのを発見してまた欝になる。こんなので、よく html 語りやがったなぁ。自分。

午後 4 時、作業も終わった。不意に睡魔が襲う。どうせ日曜日。どんなことをしても、独身の我が身には問題ない。好きな時に寝て好きな時に遊べばいいのだ。ベッドに横になりながら、タバコを切らしたことを思い出すが、体は睡眠をとることを欲していた。

午後 10 時、僕は、目が覚めた。Personal Computer のモニターが暗闇の中で、異常に明るく誰もいない部屋を照らしていた。頭を軽く振りながら、体を起こして照明をつける。今の今まで、閉じられていた瞳は、あまりの明るさに驚いているようだった。今日の出来事は、夢だったのか、現実だったのか、判断できなくなっている。しかし、洗濯物は物干しが悲鳴を上げるくらいに干されていたし、タバコの箱は空だった。朝から何も食べていなかったけれど、不思議に食欲がない。そうだ、ワインがあったはず。

僕は、似合わないほど素敵なワイングラスを取り出し、赤ワインを目の前に置く。

「こんな日曜もいいかな」

こういうダラダラ今日あったことを書く日記て、モテますか?

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