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AREA51 という素晴らしいバンドを発見
Last Modified : Sat, January 06 22:01:39 2018
2009-01-06 / AREA51 という素晴らしいバンドを発見
久しぶりに俺好みの素晴らしいバンドに出会った。AREA51 である。このような自分の音楽シーン[謎]を変えるほどの出会いは、思い返してみると前回は「陰陽座」だと思う。そして、AREA51 に出会った今回もまたヘビーローテーション再生祭り実施中である。AREA51 は、インディーズシーンで活躍する女性ヴォーカルの Kate 嬢を擁したネオクラシカルメタル/メロディックスピードメタルバンドである。音楽的な系統としては、Yngwie Malmsteen (イングウェイ・マルムスティーン) や、Impellitteri (インペリテリ)、Stratovarius (ストラトヴァリウス)、Sonata Arctica (ソナタ・アークティカ) などが近いところになるだろうか。彼らの音楽のエッセンスを取り入れつつ、ギター石野洋一郎氏が、作曲編曲している。日本人の作品なので、我々の好みであるところクサくて心地よい音が含まれているために、非常に心地よいメロディを奏でてくれている。中心メンバーである石野氏のギターのテクニックも勿論であるが(彼に影響を与えた上記のメンツを見れば、どのようなギターを弾くのか想像がつくであろう)、彼の作品の存外に優れている点は、メロディが素晴らしく正に「捨て曲」がないことであろう。優れたメロディメーカである彼の能力には、今の段階ではインディーズではあるが、メジャーで活躍するのではないかという予感が強くする。今の音楽シーンでは、ジャンルとしてのヘビーメタルは非常にお寒い状況ではあるので、逆にブレイクするチャンスがあるのではないかと思う。彼らに近い音楽性のバンドも見あたらないのも好機である。まあ敢えて言えば、Dir en grey か、X Japan が近いか。
そして、ヴォーカルの Kate 嬢であるが、彼女の声質も心地がよいものである。耳あたりがよく嫌味がない。曲によって声の表情を微妙に変化させていて、これもまた素晴らしい才能であると思う。ヘビーメタルだからもちろん曲によってはハイトーンヴォイスもあるが、ヘビーメタルバンドにありがちな「耳障りな無理に絞り出したハイトーン」もなく、あるいは彼女の気持ちよく出せる音域で歌っているのかもしれないし、僕自身も気持ちよく聴くことができる。
ベースとドラムスについては、最近メンバチェンジをしており、音源として聴けるものが現在在籍しているメンバと異なるかも知れないために、本稿[謎]では敢えて言及しない。
AREA51 の音源は 2 枚のアルバムと 1 枚のシングルを発売しており、主に通販での販売と iTunes での販売を実施している。彼らの音源を試聴して気に入ったら是非応援する意味で、購入してあげて欲しい。優れたバンドは、彼らの作品を購入することで、応援できるのだ。だから僕は、自分の好きなバンドやアーティストの作品は、コンパクトディスクを購入するようにしている。違法にダウンロードしたり、iTunesでの販売で入手することができる (iTunes でのダウンロードも勿論彼らの収益になると思うので、それは否定しない) 世の中だけれど、僕はファンとしてのできることはしたいのだ。応援などというオブラートに包んだ言葉ではなく、お金があれば彼らの収入も確保されるのであり、アーティストとして活動ができるのだから。
話が横にそれてしまった。出会いである。僕は彼らを Amazon で知ることになった。Amazon を巡回していると、おすすめのアイテムが表示されるのは皆さんもご存じであろう。その際に AREA51 の「 Daemonicus 」が表示され、そのアルバムジャケットを見て、興味を持ち商品紹介ページを見てみた。むむむ。なかなか僕の好みに合致したアーティストの予感がした。数多あるヘビーメタルバンドにあって女性ヴォーカルであるという珍しさも興味を引いた。早速 Google で検索。彼らのサイトを見つけ、Myspace に飛んで曲を試聴してみた。最初に流れる「 JUST LIKE A PRAYER 」で、”おおっ”となり一通り聴いてみて、僕の予感がうまく的中したことに嬉しさがこみあげてきた。試聴で間違いがないことがわかったら早かった。iTunes を起動し、検索し購入。しかも全曲。(後にアルバムとシングルで曲がダブることに気がついたが)
ここから僕のヘビーローテーションの日々が始まる。彼らの曲を、長い通勤時間にアルバム 2 枚とシングル 1 枚を余裕で全部聴くことができるので、行きと帰りに聴いた。毎日聴いていると、やはり彼らの音が僕にとっては素晴らしい体験であるという確信が生まれる。そして、僕は我慢できずに犬神[誰]に、教える。
「AREA51 ていうすげーかっこいいバンドあるんだけど知ってる?」
「聴いたことない」
「ネオクラシカルメロディックスピードヘビーメタルバンドなんだけど。」
「何その私にストライクな音源www早く教えてよww」
「うはw今聴かせてやんよww」
というわけで、家内にも布教が完了。僕のヘビーローテーションの日々に彼女も加わることになる。僕は好きになったバンドの曲は繰り返して聴く傾向があるのだ。宇多田ヒカルさんは、1 ヶ月くらい繰り返して聴くらしいので、僕はまだまだだと思うけど。
こうして毎日 6 時間くらい AREA51 を聴きまくって過ごしているので、Last.fm でのカウントも 800 を超えるほどになってしまった。聴きすぎ。
- AREA51 OFFICIAL WEBSITE
- http://www.area51-web.com/
- MySpace.com - AREA51 - JP - Metal
- http://www.myspace.com/area51web 試聴可能
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