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HIZAKI grace project 「Ruined kingdom」レビュー

Last Modified : Sat, January 06 22:01:38 2018 RSS Feed

2009-05-15 / HIZAKI grace project 「Ruined kingdom」レビュー

HIZAKI grace project については先日、ヴィジュアル系の容姿なのに、ネオクラなメロスピなメタルをやるバンドとして紹介した。今日は、アルバムをもうひとつ紹介したいと思う。今回のアルバムは、「Ruined kingdom」というアルバムで、新曲入りのライヴアルバム。ライブは、2007年2月17日に目黒鹿鳴館で行われたライヴを収録している。ライヴアルバムだが、あまり観客の声が録音できていない。ということであまり臨場感もないわけなんだが、インディーズゆえ低予算のライヴアルバムであるのだから、仕方ない。新曲については、前作「Dignity of crest」から比べるとやや寂しい感じになっている。以前のようにバンドとしての形ではなく、HIZAKI が、Bass と Guitar を演奏し、その他は打ち込みでの録音。Vocal は、前作同様 Juka がそのまま歌っている。やたら音のいいデモといった風情である。では、早速聞いていこう。

1.Ruined kingdom
歪みまくったギターサウンドで始まる疾走チューン。このような曲は HIZAKI の得意とするところであるのだろう。
2.Dark Passage
これもまた疾走チューン。ギターソロのクサいフレーズなども、クサメタファンをうならせる逸品であろう。
3.Distorted thought
ヘビーなミドルチューン。なんていうかな、アルバムの3曲目ってこういう曲多いよねっていう。
4.Ritual
この曲以降最後まで、ライブの音源。
5.solitude
6.cradle
7.Hover mind
8.独裁者の渇望
9.Philosopher
これらの曲は「Dignity of crest」のレビューをした時と重なるので省略。Philosopher については、HIZAKI grace project では、代表曲となるであろうし、名曲。Youtube のどっかの動画で、HIZAKI が Philosopher を、「フィロソフィア」というような発音をしていたんだけど、これってカタカナで無理に表記するなら「フィロソファア」だよね。私の思い違いじゃなければ。まあ、HIZAKI がかわいいところでもあるんだけど。
10.Everlasting Dream
以前も書いたけれど、この曲も HIZAKI grace project の代表曲かつ、名曲。ほんとこの曲って、往年のヴィジュアル系を耳にしている人でその音楽が好きだった人に聴いて欲しい。なんかあの頃の切ない気持ちが蘇ると思うんだよね。

新曲があまり光らないので、ライブの音をちょっと聴いてみたいなあっていうファンにはいいかも知れないアルバム。決して入門には向かないアルバム。

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