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Diary 2009-07

Passed days diary...

2009-07-01 / 訪問者の検索キーワードを公開する

ちょっと IRC で Blog の来訪者の検索キーワードについて話してたんだけど、 うちの場合の上位を公開してみようかなと思う。昔はよくやってたんだけどね。いつも見ているって人は、興味があるような時は読んでくれているんだろうけど、初回訪問者は何を調べたくて見に来たのかというのもなかなか興味深い。早速順に見てみると。

1 位 .HIZAKI grace project
うちは、日本の Web 上の情報で HIZAKI grace project について、わりと詳しく載せてるサイトの部類になるかなと思うのですが、このキーワードがトップでした。Versailles 経由なのか、ファンが恐らく増えているのでしょう。もう既にないバンドだけど。
2 位 . iPod touch Bluetooth
先日リリースされた iPhone と iPod touch 向けの OS 3.0 で解放された Bluetooth について検索する人が多いようですね。うちは大したこと書いていなくて申し訳ないですががが。A2DP だけなんて寂しいこと言わないでね Apple さん。
3 位 . iPod touch Skype マイク
まさに、このエントリですね。iPod touch は、シングルタスクですし、Wi-Fi でインターネットに接続する関係上、Skype で電話を待ち受けというのには向いていませんが、自分からかける分には充分使用できると感じています。
9 位 . rep2
いきなり 9 位なのは、4 位から 8 位まで似たようなキーワードが続くため。ほとんど iPod touch なんちょれっていうキーワード。9 位は、rep2(旧p2)を xrea に設置するというエントリ。xrea に 2ch リーダの rep2 を入れる方法を紹介したエントリ。
10 位 . Versailles バンド
最近のお気に入りのバンド Versailles の紹介記事が検索されやすい模様。

そんなわけで、当 Blog も移転してから 1 年経ちました。皆様「コンゴトモヨロシク」。

2009-07-02 / re:初めての脳神経外科訪問

さて、先日「初めての脳神経外科訪問」なんてエントリを書いていたんですが、ちょっと昔の Blog の話題になった折に、実は初めてではなかったことが発覚。移転前の Blog に、5年前に思いっきり同じような内容のエントリを書いていました。どこが初めてなんだよ、俺。

で、今回の診断結果についても「原因不明」で終了。結局、僕はこの頭痛と付き合いながら生きていくしかなさそうです。がんばれ、俺。

2009-07-12 / 陰陽座ならこの曲を聴け! -俺版陰陽座10選

突然だが、ヘビーメタル・ハードロックファンであれば一度は見たことがある HM/HR この曲を聴け!を読んでなんとなく思いついたので、俺版「陰陽座ならこの曲を聴け! 」を発表せんとす。陰陽座は 10 年目のバンドなので曲数も豊富であり選ぶのになかなか目移りもするのだが、えいやっで選んでみた。選ぶ曲数は私の独断と偏見で 10曲とさせていただく。

1.式を駆る者

「百鬼繚乱」収録。式を駆る者、すなわち陰陽師の歌。オープニングにはこの曲を持ってきてみた。陰陽座らしい疾走曲だし。疾走曲でありながら、女性ヴォーカルでここまで歌い上げる人いないよなあ。初期の陰陽座の代表的な曲でもあるし、歌詞というか合いの手というかかけ声もよいね。インディーズでこのクオリティとか反則だろう。

2.桜花ノ理

「百鬼繚乱」収録。数あるアルバムでこの1と2のつながりと曲は、最強と言わずしてなんと言うのか。言わずもがな京極夏彦の作品「絡新婦の理」をモチーフにした作品。僕は、未読だけど。goo 歌詞も読める。この曲は、なんと言っても切ないまでのメロディの良さ。キャッチーで何が悪いってなもんで、カラオケでもかっこよく歌うがいいだろう。瞬火さんにしては珍しくテナーってなもんで、いい声が聴けます。いい声してるんだから、この音程くらいの曲もっと作ればいいのに。黒猫さんは相変わらず澄んだ高い声を発揮してるし。この 2 人のボーカルがサビで絡み合う場面は陰陽座の醍醐味でしょう。

3.文車に燃ゆ恋文

「鬼哭転生」収録。この曲は異色というか、演歌なのかっていうほどに徹底した「黒猫のコブシ」最強っていう初期陰陽座のびっくり曲。勿論、このコブシは意識してやったそうなのだが、黒猫さんやりすぎじゃないですか。古いインディーズの曲なので、もうライヴではやらないんだろうなとちょっと切ないけれど、いつかやって欲しいな。

4.奇子

「百鬼繚乱」収録。ミディアムテンポな曲。手塚治虫の「奇子」をモチーフにした作品。不義の子である主人公の、倉に閉じこめられ過ごした少女期を歌う。幼女・少女・母と 3 つの声を操る黒猫さんの才能に舌を巻きつつ、昭和の暗部を回想しつつ聴けるいろんな意味でヘビーな曲。

5.蛟龍の巫女

「臥龍點睛」収録。黒猫さん作曲。黒猫さん作曲の曲は、バラードが多く人気も高いのだけれど、この曲のように素晴らしいメロスピの曲をたまに書いたりする。なんなんだこの多才な女性ヴォーカルは。

6.月に叢雲花に風

「煌神羅刹」収録。メジャーデヴューの第1弾シングル曲。メジャーデヴューの曲だけあって、ツインヴォーカルを前面に出しつつ、それを生かした印象的なサビの曲。歌詞も、曲名も彼らのコンセプトである和をよく表しているし、陰陽で言ったら陽の方なキャッチーで明るい感じもよいデス。

7.妖花忍法帖

「鳳翼麟瞳」収録。リズムがいいよね。妖艶な歌詞もヴォーカルもよい。黒猫さんのヴォーカルのみの曲。まあこの曲名で瞬火さんが歌っても厭だけれどもさ。

8.組曲「黒塚」〜鬼哭啾々

「煌神羅刹」収録。この曲は、鬼婆の伝説をモチーフにした組曲の2曲目の部分なんだけれど、この展開が正に鬼のように素晴らしすぎて、10選から捨てることなぞできなかった曲。アルバムの中では、クライマックスにあたるんだが、やや地味な感じが否めず。だがしかしこの曲は、その渋さがクセになる。まるでいぶし銀のような曲。

9.道成寺蛇ノ獄

現在のところ最新作の「魑魅魍魎」収録。この曲も組曲と見なしていいだろう 11 分の曲。レビュー済みであったりする。様々な展開が次から次へと押し寄せるが、そのどの部分でも現在の陰陽座の「らしさ」が現れていると思う。中盤のヘビーなリフから、疾走へさらにツインヴォーカルな絡み合い。雨の音が似合う悲しい曲で、蛇になるまでに狂った女の悲恋を歌う黒猫さんのヴォーカルが聴きどころですね。狂った場面と悲しそうな場面など、このヴォーカルあっての陰陽座ですよね。

10.陰陽師

「鬼哭転生」収録。初期、というか現在でも恐らく最も人気がある疾走曲。黒猫さん作曲のメロスピ曲。ていうかアニソンってよく言われる曲。インディーズ時代の曲故に、非常に録音状態が悪いので、個人的には激しく録り直して欲しい。でも多分、瞬火さんのヴォーカルでは録らないだろうから(ライヴではギターの招鬼さんが歌うため)、それはそれで微妙。いや、別に招鬼さんは悪くないんだけれど。クサい展開や、疾走曲などに反応してしまう貴方にお勧め。

一応、曲順にも拘ってみた。組曲 2 連発はどうかと思うが、まあよい。

同じテーマのエントリ達。

2009-07-26 / ソニーエリクソン HBH-DS205 レビュー

先日書いた通り、iPod touch の 2G(第二世代)で、Bluetooth が解放されてからというものの Bluetooth で音楽を聴きながら通勤している日々なのだ。僕は、随分前にSoftBank SELECTION ワイヤレスオーディオレシーバ SBSBT81AIRという製品を購入して携帯電話や、そして iPod touch で使用していた。この製品、特に悪くはないんだけれども、使用する間にやたらピカピカ光るのと、iPod touch だと接続の相性が悪いのか、スリープしている状態からの復帰もしないし、いちいちペアリングしなおさないとならない事態になったりしていた。このような「手間・工数が利便性を超えない」状態が続くと使わなくなっちまうんだが、Bluetooth の便利さは、一度体験するとやめられなくなってしまうので、ここは奮発して違う Bluetooth レシーバを購入することにした。

今回選択したのは、ソニーエリクソンの HBH-DS205 。この製品は、SONY ブランドではなく、携帯電話の方のソニーエリクソンの名前で発売されている。Sony Style などで購入できるし、Amazon でも取り扱いがある。先月末から今月初旬まで、やや品薄状態が続いたが、現在はある程度在庫状況は回復しているようである。この製品は、マイクが搭載されており対応プロファイルが A2DP、AVRCP、HSP、HFP となっているため、接続相手が対応さえしていれば、携帯電話のハンズフリーや、Skype の受話送話装置のような使い方ができる。最近の携帯電話に搭載されていることが多いワンセグの音も、ほとんどの機種で愉しむことができるはずです。到着して、早速使ってみた。

まず、付属のイヤフォーンは、即捨てるか人にあげるといい。全くいい音でもないし、特に装着感がよいわけでもない。iPod の付属のイヤフォーンよりはマシだが、自分が気に入っていつも使っているイヤフォーンを使うのが一番いい。今すぐ、自分のお気に入りのヘッドフォーンなりイヤフォーンを差し込むべきだ。そのためにこの製品を選んだのだから。

そして、マニュアルにある通り、すぐに使いたい衝動を我慢して 8 時間ほど充電しよう。最初の充電だけは 8 時間充電せよとあるのだ。2回目以降は、2.5時間でいいようだ。充電が終わったらペアリングをしよう。HBH-DS205 本体下部の電源ボタンを、長押ししてからペアリングを開始します。iPod touch とペアで使うならば、iPod touch で「設定」から「一般」「Bluetooth」へと移動し、Bluetooth を「オン」にして、デバイスを追加しよう。HBH-DS205 が、iPod touch でも認識されると、パスキーを入力する画面になります。パスキーは、0000 です。スタンダードですね。ペアリングが終わったら、基本的には iPod touch も、HBH-DS205 もお互いに忘れないので(他の機器に浮気をしないかぎり)、ずっと一緒です。再生とストップが一緒になったボタンを押してみましょう。iPod touch で、何か再生が始まるはずです。さあ、新しい Bluetooth 生活の誕生です。

この製品、使ってから半月くらい経ちましたが、非常に満足しています。前掲の SBSBT81AIR と比べると、明らかに音が向上します。なんで今までこんなに音が悪いので聴いていたのだと後悔しました。早くHBH-DS205買っておけばよかったです。重さも問題なしです。持っているのを気になることもなく、スーツのポケットに入れてもふくれたりすることもありません。また僕は iPod touch で聴いていますが、携帯電話の Bluetooth で使用しているのであれば、音楽を聴いているときに電話がかかってきても、HBH-DS205 が自動で切り替えてくれて、ボタンを押せば電話に出られます。またマイクが搭載されていますから、このまま相手とお話するとこも可能です。日本では、あまりハンズフリーで携帯電話を使って会話している様子はあまり頻繁には目にしませんが、本体が鞄の中でも電話に出られたりするのは、非常に便利です。

バッテリーの状況ですが、待受時間が連続 600 時間とカタログ表記されています。僕は音楽を聴くために使用しているため参考にならないかもしれませんが、2時間ほどの通勤の時間の往復で、2 日に 1 回の充電で間に合っています。

iPod touch で使用する上での注意点。この製品は、各種プロファイルに対応しているので、将来はわかりませんが、現時点で iPod touch で使用できるのは「音楽を聴くこと。再生を始めること、再生を停止すること。音量を調節すること。」しかできません。その他のことは、iPod touch 側で制限され、一切使用できませんので、あしからず。

全体に、この製品はおすすめか ? と聞かれれば、「おすすめです」と答えます。全体に作りも丁寧ですし、音楽を聴くにも充分な音質。携帯電話が Bluetooth 搭載機種であれば、ハンズフリーとしての出番もありますし、電車の中でのワンセグなどでも使用できるでしょう。何はともあれ、Bluetooth は、ワイヤの呪縛から解放される喜びがありますよね。これは何にも代え難いです。いじょ、簡単なレビューでした。

Anonymous : 2009-09-27 00:46

このSONY HBH-DS205 は Ipodtouch の二つのみで接続可能なのでしょうか?

ジュン : 2009-11-03 13:31

返事が異常に遅くて申し訳ないです。SONY HBH-DS205のみでiPod touchとのBluetooth接続が可能です。但し第二世代以降のiPod touchに限ります。

2009-07-27 / Versailles 「ASCENDEAD MASTER」レビュー

さあ、先日発売になった Versailles のメジャーデヴューの第1弾「ASCENDEAD MASTER」ですが、勿論購入してみました。早速、レビューしてみましょう。レビューは、限定盤、通常盤と 4 種類ありますが、通常盤で行います。

1.ASCENDEAD MASTER
表題曲。発売前の少しだけの露出だと、KAMIJO っぽい曲かなと思っていたけれど、実際は HIZAKI 作曲のスピードチューンでした。疾走する中にも、彼の得意なメロディのクサさや、期待される曲の展開、Versailles らしい仰々しさなどてんこ盛りな内容となっています。最近の彼の曲にもあるように、ややプログレッシブメタルに影響を受けた展開も中盤に見られます。全体に、HIZAKI 節まっしぐらで、ギターソロで、HIZAKI → TERU → ツインでハモりあたりとか、いい感じに今まで通りです。KAMIJO のヴォーカルも、初期に比べれば大分よくなっていますし、大衆受けはしないかも知れないけれど、耳あたりは悪くありません。
2.月下香
ここで KAMIJO 曲かなと思いきや、HIZAKI 曲。HIZAKI は、今回 Versailles が演奏することになった曲を書いたようです。月下香は、歌詞も HIZAKI が執筆。Versailles は、基本 KAMIJO が作詞していたのだけれど、今回は HIZAKI の筆になったみたい。この曲も、スピードチューンだけれども、前曲と違って、ややハードな音作りで終始展開する。
3.DESCENDANT OF THE ROSE[SOUNDTRACK]
限定盤の 3 枚には、本人出演のミニムービが収録された DVD が同梱されていたのだけれど、これのサウンドトラックが通常盤にも収録されている。この DVD には、上記の YouTube の PV も入っている。この曲自体は、イントゥルメンタルの曲で、KAMIJO が作曲とアレンジをしている。彼の得意なシンフォニックな曲となっている。なかなかドラマティックな曲。

このデビューシングルは、彼らのメジャーデヴューの第1弾であることもあり、通常盤しか買う気がなかったのだけれど、結局、祝儀購入で限定盤と通常盤全部買ってあげちゃった。しかし、普通の人は通常盤 1 枚を買えばいいだろう。

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