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AREA51 「Goddess」レビュー

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2011-09-19 / AREA51 「Goddess」レビュー

発売が2010年3月24日ということで非常に遅くなってしまったのだけれど、AREA51の新作をレビューしたいと思う。このアルバムは、前作「Daemonicus」から約2年ぶりの作品となる。先行発売したシングルにも言えることだけれど、全体に音の作り方が、国外のアーティストやプロデューサと一緒に仕事しているところが非常に表に出てきていて、ある意味日本のサウンドよりも海外のヘビーメタルバンドに音が近い。

さて、1曲づつ聴いていこう。

1. Introduction ~Naissance
イントロはいつものようにインストゥルメンタルの曲。2 へ繋がる。
2. nightmare
かっこいいイントロに続く気持ちよい速度の疾走チューン。ずっとArea51を聴いてる人ならば、前作と打って変わって音の質が変わったのにすぐに気がつくであろう。ドラムはダイナミックになりギターも広がる心地よいサウンド。
3.Regret et larme
3曲目にふさわしいノリのいいロックチューン。こういう曲入ってるのって結構大事で、疾走一辺倒だと飽きるけれど、こういう曲もないと困るよね。
4. Begins of Dissolution
前アルバム「Daemonicus」に収録されていた crimson に続くミドルテンポチューン。切ないメロディとミドルテンポっていうのが僕にはツボになりやすいんだけれど、crimsonを超えれなかったので、次回作に期待!
5. Marionnette
シングルで発売されていた曲。既に解説を書いたのだけれども、この曲をはじめ音の作り方が大きく変わり音の迫力が大きく増しているし、よい意味でのダイナミックさが出ている曲となっている。また音だけでなく、Area51ならではの口ずさみたくなるようなメロディーの良さが際立つ。
6. Stillness
インストゥルメンタル曲。次の曲 Miss you に続く切ない泣きのギターの短い曲。
7. Miss you
バラード。切ない気持ちをKateが歌い上げる。
8. VANITAS
スローでヘビーな曲。ドラムがいい感じに曲を演出してて注目してしまいます。
9. Sincerity
スローなナンバーが続いた後の疾走曲。このようなギターの刻みが気持ちよくてキーボードもうまく使えてる曲ってAREA51の醍醐味だと思いますね。
10. U・TA・KA・TA
ダイナミックな展開が織りなすラストナンバー。物憂げなKate嬢の声とよく合ってるサビ。

全曲聴いた後には、特に後半がダークな曲やスローなテンポの曲が続くため、明るくハッピーな気持ちで終えるという感じではないのだけれど、しっかりの音が耳に残る感触がするはず。何度か聴いていると癖になる、そんなアルバムだ。

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