2002-02-14 / 雪の日

会社の帰りに、道端を見るとパソコンが捨てられていました。Personal Computer を改造したり、自作している人ならわかると思いますけど、Personal Computer は、シャケが頭の先から尾まで捨てるところがないように、全く捨てるものはないのです。部品の塊でしかない Personal Computer を稼動する部品と交換しながら使っていく。これが改造自作野郎なわけです。んで、勿論拾ってきました。雪かぶってました。寒い中で私はせっせと車にその夢の塊を乗せていくわけです。なんか、マウスにボタンがひとつしかありません。Mac !! しかも古いぞ。

自宅に戻ると取りあえず落とせなかった雪をほろいます。氷点下の玄関では、雪もサラサラ落ちていきます。パウダースノーです。おかげで、問題はあまりなさそう。さすがに表側から雪をかぶっていたキーボードはダメだろうと思う。さぁ、早速モニタと本体マウス、キーボードを接続します。電源 ON !!

「ぽ～ん」起動音がしたよ !! 雪をかぶっていた Old Mac 。モニタは死亡している。ハードディスクは内蔵しているようで、カリカリ音がする。そのまま何もできずに THE END 。

結果から言うと、ゴミでした。捨てるくらいだから当たり前です。しかも 68 K と呼ばれるどうにもこうにも古い Mac だった。モニタは 17 インチで結構使えるかなぁと思ったけど、動かないんじゃどうしようもない。モニタを開けて直すこともできないし。

この日記を見ている古い Mac のことに詳しい方なら型式知りたいでしょうね。

Apple Macintosh Centris 650 です。Web で検索したら、悲運の Mac だそうで、ほとんど売れなかったらしいし、中古でもタダ同然で売ってるらしい。要は不人気機種ですね。

これから電話を何人かにして、お嫁に行き先がなかったら、私がお金払ってゴミで出します。欲しい人はいますか?

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