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HIZAKI grace project 「Curse of virgo」レビュー
Last Modified : Sat, January 06 22:01:38 2018
2009-05-20 / HIZAKI grace project 「Curse of virgo」レビュー
前回に続いて HIZAKI grace project のレビューをエントリ。彼らの作品で、最後のオリジナル盤となったミニアルバム作品で5曲入り。これも前作同様、Bass と Guitar は HIZAKI が演奏しているが他は全て打ち込みの模様。さらにヴォーカルもなく、彼の演奏を存分に楽しむことができる作品となっている。故に、インスト作品に相応しいギター曲が多く収録され、ギターの音が好きな人には堪らないであろう。また、この作品は CD-EXTRA として、HIZAKI のデジタル写真アルバムも収録されているので、HIZAKI お姫様を眺めることができる 5 曲入りのミニアルバム以上の価値がある作品なのである。さあ、早速聴いてみましょう。
- 1.Aphrodite
- いいですねえ。HIZAKI は、本当に疾走曲書かせるといい曲を書きますよねえ。
- 2.Supreme being
- この曲はかっこいいです。なんかのテーマ音楽に使えそうだもん。メタルとかそういうんじゃなく、ギターインストとして、ものっそいいんですよね。テクニックに走るんじゃなく、聴かせる音ってのが好感度高いです。俺はギターのオナニーを聴きたいんじゃないんだ、単純にいい曲を聴きたいんだよっていうのに応えてくれるわけです。
- 3.metamorphose~情景
- ちょっと速度を落として、ギターに歌わせてる感じの曲。これも、歌ものじゃなくてギターインストだからいい曲なんだよねえ。と思ったら、この曲以前在籍していた「Schwardix Marvally」時代の曲の新バージョンだそうだ。
- 4.calm
- この曲もやばいですねえ。「HIZAKI 、お前さんはおっさんか!」っていうくらい渋いギターの泣かせ泣かせ泣かせのフレーズの連発。この渋さはどっから来るんだと。
- 5.Race wish
- アルバム最後の曲は、オルガンから始まる壮大な曲。最初のフレーズからして結構な泣かせフレーズをかまし油断させたところで、疾走してギター弾きまくりんぐ、予想を裏切りながら、クサめのフレーズをちりばめたり、要所に速弾きを入れたり、油断も隙もない素晴らしい曲。ライブの映像もあるので、ちょっと置いておきますね。
このアルバムは、 HIZAKI grace project で最後に残したアルバムなのだが、あのヴィジュアル系的なヴォーカルもないので、本当の意味でメタル好きな人が安心して聴けるギターアルバムとなっている。「Dignity of crest」を買った後には、この作品を購入するべきでしょう。また HIZAKI のデジタル写真集もあるので、メタルとかそういうのよくわからない HIZAKI のファンも買うべきでしょう。
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